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無宗教のお葬式があるの?

無宗教葬というものがあります。
現在行われている日本の葬儀の9割が仏式で、無宗教葬は都市部で5%弱、全国的には1%未満とされています。
日本人の3分の1は非宗教層ですが、かといって無宗教葬の割合は多くありません。

理由の一つが、馴れていないということにあると考えられます。
密葬でもない限り葬儀は社会性を帯びます。
社会的に奇異な目で見られますし、よほどの宗教的な理由がない限りは仏式の葬儀で済ませるのが自然な流れのようです。

二つ目の理由としては、「成仏」ということを考えたときに、無宗教葬では成仏できないのではないかという問題があります。
仏教徒という意識はなくても「成仏」という考え方を私たち日本人は当たり前のものとして持ちます。
三つ目の理由として、非日常的な出来事である親族の死というものに対して宗教には危機心理の鎮静機能があります。

無宗教葬では宗教の機能を得ることができず、精神的な不安の解消などに関して物足りなさを覚えてしまうという理由があります。
もう一つの理由としては、無宗教とは言いながらも特に意識して無宗教を選択している人は少数であります。
漠然と無宗教を選択しているという背景があります。

ですので、親戚その他から異議が出た場合に反論する明確な根拠が見つからず、従来道理の葬儀方法を言われるがままに選択するという結果になります。
それでも以前に比べて無宗教葬の割合は増えてきてはいます。
無宗教葬を行う場合には何点か注意すべき事柄があります。

まず遺族・親戚間でのトラブルを避けるため事前に打ち合わせをします。
反対する親戚もいらっしゃるかと思いますので、無宗教葬を選択する意義を明確に伝えましょう。
また無宗教葬の経験のある葬儀社にお願いするということが大事です。

マニュアルがありませんと運営を巡ってトラブルになりがちです。
数社の葬儀社を比較検討するのがお勧めです。
納骨に関しては宗派の指定のない公営墓地などを選びます。

菩提寺にある墓に納骨をする場合は、菩提寺に葬儀を行ってもらうのが賢明でしょう。