冴えわたる伏線、印象深い会話、時間を操る構成力…すべての要素が最強の、現時点での伊坂小説の集大成と呼ばれている作品『ゴールデンスランバー』。
伊坂ファンは勿論、そうでない方でものめり込むこと間違いない大作です。

登場人物

おすすめ情報

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青柳雅春(あおやぎ まさはる)

本作の主人公。数ヶ月前まで宅配便の配達ドライバーをしていたが現在は退職しており失業保険で生活している。

数年前、当時のトップアイドルであった凛香を暴漢から助け出したことがあり、一躍時の人となった。

金田首相暗殺の濡れ衣を着せられ、逃亡の身となる。

森田森吾(もりた しんご)

青柳雅春の学生時代の友人。「森の声が聞こえる」と冗談混じりながらも、観察力に基づく鋭い洞察を示す。結婚し子供もいるが、妻がパチンコにはまったことで多額の借金を抱えている。

久し振りに再会した雅春に、彼が巨大な陰謀に巻き込まれていることを伝え逃亡を促す。

金田貞義(かねだ さだよし)

今回の首相暗殺事件の被害者にして、作中における現総理大臣。50歳と若く聡明な人物で、国民からの人気も高い。

樋口晴子(ひぐち はるこ)

青柳雅春の大学時代の恋人。今は別の男性と結婚し、七美という4歳の娘がいる。

小野一夫(おの かずお)

青柳雅春が学生時代に所属していたサークルの後輩。一時、逃亡中の雅春を匿うことになる。愛称は「カズ」。

岩崎英二郎(いわさき えいじろう)

青柳雅春が勤めていた宅配会社の従業員。当時、新人だった雅春に宅配のいろはを教えた。ロックが大好きで、あらゆる物事をロックに結びつけようとする。ヒップホップに偏見がある。警察とやりあうより妻との喧嘩を恐れる。

轟(とどろき)

花火工場「轟煙火」の社長。従業員たちからは、親しみを込めて「ロッキー」と呼ばれている。

保土ヶ谷康志(ほどがや やすし)

仙台病院センターに入院中の還暦を過ぎた患者。ひょんなことから逃亡中の青柳雅春と出会い、彼の逃亡を手助けすることになる。

田中徹(たなか とおる)

仙台病院センターに入院中の患者で、保土ヶ谷康志とは同じ病室。年齢は三十五歳。病室のテレビで首相暗殺のニュースを知る。

佐々木一太郎(ささき いちたろう)

警察庁の警備局総合情報課の課長補佐。今回の首相暗殺事件において捜査の指揮をとることになった。

髪形や幼く見える顔立ちから、ポール・マッカートニーを連想させる。青柳雅春を犯人と断定し、執拗に追跡する。

凛香(りんか)

数年前、青柳雅春によって、暴漢から助け出された当時のトップアイドル。整形の疑いがある。現在は引退している。

キルオ

二年前に仙台で起きた連続刺殺事件の犯人。「キルオ」とは、マスコミが勝手につけたネーミングである。彼の事件が契機となり、仙台市は監視カメラ「セキュリティポッド」を導入することになる。本名は「三浦」

鎌田昌太

キルオに大金を積まれ部屋を貸し日本中を親子で旅する。一年半ぶりに部屋へ戻る。来年小学生に上がる息子が一人いる。

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